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ブレーキエア抜きツール


ブレーキのエア抜きツールを作ってみた。
蜂蜜の空きビンに、ボール盤で中をくり抜いたボルトを取り付け、チューブを付けただけのもの。
このツールを自作することで浮いた(はずの)お金で、写真にあるマスターバックを奮発した。
これで確かに一人でエア抜きできるのだが、バキュームを掛けると、ブリーダプラグとキャリパ本体のねじ山の隙間からもエアを吸い、配管内のエアと混ざって一緒にチューブで吸い出されるため、どこから来たエアなのか判別に困る。
ブリーダプラグのねじ部周囲にグリスを塗ると、一時的には収まるのだが、長続きせず、使いにくい。

では、逆にリザーバタンク側から加圧してフルードを押し出す方式にすれば問題は解決するのでは、と考えた。


DIYの盛んなイギリスあたりではこういうツールも売られているらしいが、廃材で自作した。
円形のフタには、R30リアサスメンバー固定部に付いていたストッパーの鉄板を再利用。
フタ下部にはリザーバータンク開口部との密着のためにゴム板を張り、フタの固定バンドにはワイパーブレードのステンレス芯。 捨てずに持っていたカーステスピーカ用固定金具も併せて利用。

コンプレッサのエアでリザーバタンク内を加圧した状態で、ブリーダプラグを開くと、エア交じりのフルードがスルスルと出てくる。
今までに経験したことのないラクさで、これは我ながら久々のヒット作。

クラッチエア抜きツール

同じ要領で、クラッチ用も作った。


大きめのワッシャ以外は、材料は全て手持ちの端材。 締め込み用のナットは、クラッチリザーバ周囲が狭いため、アクセス性を考えて、高ナットにワッシャを溶接したものを作った。


0.2〜0.4kg/cm2程度の圧を掛けて、ブリーダプラグを緩めると、フルードが泡と共に排出される。
作業は、ブレーキのそれと同じ感覚で出来る。
但し、リザーバタンク容量が少ないので、空にしないよう常に気をつける必要はある。


左は以前に作ったブレーキ用、右は今回作ったクラッチ用。
共に、リザーバタンクの口径さえ合えば、たいていの車種に使えるのでは、と思う。
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