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エアレギュレータやブローバイ、また水周り配管の一部に、ドイツのNORMAというメーカーのステンレスホースバンド(写真左) をよく使っている。
気に入っている点は以下の通り。
(1) ウォームギアの掛かる部分が穴明きでないため、ホースを傷めにくく、締付け作業時のホースとの滑りも良い。
(2) ウォームギアを抱える部分の構造が堅牢で、強く締付けても変形し難い。
(3) バンドの両端部がカールしていて、やはりホースを傷めにくい。
(4) 近所のホームセンターで買える。

純正品 (写真右) と比べても、遜色ないと感じられるのはこのホースバンドくらい。
難点を挙げれば、ネジの頭がマイナスなので、締付け時にドライバーが滑って外れやすいことくらいか。

ただ、燃料系など、緩むと即車両火災等の危険に繋がる箇所には、純正品(写真右) を使っている。
純正品は、やっぱり歯飛びなどのトラブルが構造上起こり得ない分安心で、バンド自体が壊れない限り緩まない単純構造だから。

タービンアウトレットの純正ホースバンドは取替えましょう

過給圧が上がりきらない現象が出たので、配管をチェックすると、ホースの締め付けが緩いことに気付いた。
ホースバンドを締め上げたのだが、しばらくするとまた同じ症状が出る。
そこで、ホースをバンドごと外してみると、何とバンドの穴にホースの肉が食い込んでいて、締め付け力が食われているではないか。


締め込み過ぎがそもそもの原因かと思われるが、ホースがこうもバンドに食い込むようでは、締め付け作業中の手応えで感じ取れるはずもない。
当時のニッサンの設計センスを疑ってしまう。

余談だが、FJエンジンのインタークーラー純正配管に使われているバンドは、このタイプばかりだった気がする。
こんなことが原因で不調のFJエンジンが世間に多く存在してやしないか、気になる。


余談はさておき、ホースバンドをホームセンターで見付けた穴無しのタイプへ交換。
ABAというメーカーのもので、写真が悪く分かりにくいが、バンド内側の面に凹凸がないため、締め付け時の相手側材料との滑りも良く、手応えを見ながら安心して締め込める。
元々の遮熱板は一度スポット溶接を剥がし、ホースバンドを入れてM4の小ねじで組み立てた。

これ以降、圧の抜けは発生していない。
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