Top > 近代化 & モディファイ > ブレーキマスタシリンダー容量アップ (7/8 → 15/16)
車高調サスへ入れ替えたのと同時に、フロントのブレーキキャリパーをF31レパード用にしたのだが、ペダルのストロークがやたらと増えてしまった。
キャリパーピストン面積の総計(フロントF31レパード用 + リアHR30用)が増えてしまったことが原因のようで、計算してみると、元の約17%増しになっている。
その分がペダルストロークの増加となってはね返ってきているようだ。
そこで、マスターシリンダーの容量アップを施し、ストロークを元のレベルに戻すことにする。


HR30のマスターは7/8インチ。 これを・・・


HCR32の15/16インチのものへ入れ替える。
7/8インチのものに比べ、ピストン面積で約15%アップ。 従って計算上は、これでマスターシリンダーピストン面積とキャリパーピストン面積総計との比率は、厳密ではないがほぼ元のレベルに近づく。
どうせならマスターバックごと入れ替えを、とも思ったが、インプットシャフトの延長加工が必要であることがわかり、面倒だったので、取り敢えずマスターシリンダーのみとした。
このあとマスターシリンダーはOH。


ブレーキパイプを緩める前に、キャリパーのブリーザプラグからフルードを抜く。 自作した加圧式エア抜きツールのテストも兼ねて。


エア抜き後、ノーマルのマスターシリンダーを取り外し、アウトプットシャフトの突き出し量を測って、HCR32のそれと同じ10mmであることを確認。 この確認は忘れてはいけない。
HCR32用リザーバタンクの底にある液面センサーは、HR30用とは逆向きに付いていたので、抜いて反対方向に差し替えた。


作業完了。

実際に走行して、ペダルを踏み込み、ストロークが元のレベルに回復していることを確認。
気になる制動力はと言うと、強く踏み込んだ時の効きは、やはりHR30ノーマルキャリパー & ローターにはない良さ。
前後ブレーキのバランスや、急制動時の後輪の早期ロックなどの異常は特に感じず、大丈夫のようだ。
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