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レバーを短縮してみる

FS5W71Bなど、ニッサン旧型車のマニュアルミッションは、とにかく遊びが大きくグニャグニャしていてフィーリングがよろしくない。
71Cへの換装という手もあるが、71Bのままでも、元のシフトレバーを短縮加工してしまえばこのグニャグニャ感は薄れるのでは、と思い立ち、早速取りかかる。


シフトノブを外し、M8ねじ部のすぐ下に、M12x1.25のタップでねじを新たに切る。


M8の頭は不要なのでここで切断。
新たなノブは何がいいかと楽しく悩みながら探し、TRDの丸型が気に入ったのでこれに決定。


さすがにTRDマークはR30には不似合いなので、溶剤などを使って剥離。 新品を手にかけるのは少し躊躇したが・・・。
元々このアルミ部品は、トヨタの純正シフトノブ用らしく、浮き出しの5速シフトパターンがうっすらと見えていたので、これをプラモデル用のブラック塗料でなぞり、上から全体にクリアを吹いて取り敢えず完成。
遠目に見れば、まあまあの出来、かな。


ノーマルのシフトレバーと加工品を並べてみる。
加工品のノブ高さは、ノーマル品より40mmほど低くなった。


車両へ取り付けた様子。
40mmの短縮加工によって、ストロークは劇的に小さくなり、シフトフィーリングが良くなった。
その分操作力は増えてしまったが、まあ我慢できる範囲か。
角ばった純正ノブでは、長時間の運転では手のひらが痛くなりがちだったので、丸型のノブを選んだのは正解だった。
(2001年)

レバー支点まわりの遊びを減らしてみる

時は流れて2007年12月。
ショート化したシフトレバーは、クイックなシフトフィーリングは確かにイイのだが、40mm低くなってしまったノブの位置がもう少し高ければいいなという点、それにやはり重くなってしまった操作力が気になっていた。
ミッションOHに伴なう載せ換えを機に、ノーマルのシフトレバーに戻してみようか、と取り付けてみたところ、レバーを固定しているピン回りのガタが多いことに気付いた。
プラスチック製のカラーの経年劣化かと思い、新品と比べてみてたが殆ど差は無し。 元からそんなレベルのようだ。


ピン径は実測で8.95mm。 百分の1ミリレベルで研削仕上げされているそれは、ミッション側の穴に対して少しでも斜めになると入らないくらいピッチリとタイト。


それに比べてプラスチックカラー穴内径とピン外径の何とルーズなことよ。 ガタガタである。
これじゃピンが百分台仕上げでも意味が無いではないか。
さらに、プラスチックカラーとシフトレバー角穴の隙間(車両進行方向)も結構ある。
ここのガタがレバー遊びの元凶と判明。

そこで・・・


トタン薄板の廃材を切って、こんな風に詰め物をしてみた。
結果は・・・

ピン周りのガタがなくなった。
手に感じる遊びといえば、ストライキングレバーの前後方向のわずかな遊びくらい。
これはグッド! これなら、今までのショートシフトレバーはもう要らない。
ダイレクト感も出て、なかなかイイ。


シフトノブは、今度はコレにしてみました。
丸頭でねじサイズM8のニッサン純正品。


作業時間とコストパフォーマンスの点では、久々に会心の作でした。
Copyright© 2001 - 2007 古賀 知憲 Tomonori Koga
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