Top > 近代化 & モディファイ > アーシングケーブル製作、バッテリーケーブル引き直し
カーショップでよく見かけるアーシングケーブル。 R30のような古いクルマにこそ効果的なはず。
かと言ってHR30の専用品などあるとは思えず、あったとしても、それを買ってきて付けるだけでは面白くないので、自作することにする。
同時に、劣化している純正のアース線、プラス線の状態も、必要に応じて引き直すことにした。


色々と良さそうなワイヤを買いあさるうちに、結構な金額を使ってしまった。これならいっそ汎用品でも買ってきて改造した方が安かったか?
・・・などとは考えないことにして、先に進めよう。
アースブロックも自作するつもりで用意したアルミバーは、東急ハンズで\100で売っていた端材で、厚さ10mm。表面には白い保護フィルムらしきものが貼ってある。


オルタネータの出力とスタータを繋ぐ線を見てみる。
外してみると、被覆チューブは収縮してカシメ部からズッコケているし、銅線部はサビと汚れがひどい。
5.5SQ相当に見えるこのラインは、用意した黄色い8SQ線で新たに作り直すことにした。


外した純正のワイヤ達。 上から・・・

(1) プラス線 22SQ (バッテリープラスターミナル〜スタータ入力端子)
(2) アース線 5.5SQ (エンジンブロック〜ボディ)
(3) アース線 22SQ (バッテリーマイナスターミナル〜エンジンブロック及びボディ)
(4) プラス線 5.5SQ (オルタネータ出力端子〜スタータ入力端子)

アーシング線製作・追加の前に、これら傷んだワイヤをリフレッシュさせよう。


さて、傷んだ純正ワイヤの再製作。
プラス、マイナス線とも、オーディオ電源用の22SQ線で新たに作る。ワイヤの被覆には一応、100数℃の耐熱、とプリントされているが、ホントだろうか。 心配なので、元のコルゲートチューブを被せることにした。
D規格バッテリへの規格に合わせて、ターミナルも新調。
アーシングケーブル固定用のターミナルは、板厚3mmの銅板で作り、バッテリーターミナルに共締めとした。銅板は、\300で買ってきた端材。


オルタネータとスタータを結ぶラインを、8SQのKIVケーブルで新作した。
バッテリーとスタータの間のラインは、オーディオ電源用の22SQケーブルで新たに引き直した。


製作したバッテリーアース線を装着してみたところ。


ここからは、追加するアーシングワイヤの製作。
ほぼ完成したアーシング用ブロック。 アルミ材をカットし、M6のねじ穴を開けただけ。
右のボルトは、たまたま沢山持っていたトルクス頭のM6で、アーシングワイヤ端子の固定に使う。


アーシング用ブロックを、やはり自作したブラケットに仮止めしてみた。
黒い部品は、ヘッドライトリレー。 実際は、外側2灯用に2個と、内側2灯用に1個、計3個が付く。


完成の図。
ブラケットは塗装して、ボルト & ナットでキャニスターブラケットと共締めした。 しかしまあ、考えてみればこんなに沢山のネジ穴、必要無かったような気が・・・。
この後、バッテリープラスターミナルのカバーを、バイク用タイヤチューブを切り、貼り合わせて作った。







アーシングワイヤは、写真のように、ひとまず以下の各場所へ接続した。

(1) インマニ
ここは、プラズマスパークのカナメである、イグナイタユニットのグラウンドが落とされている。

(2) シリンダブロック 6番シリンダー脇
エンジンスリンガーに、その固定ボルトで共締め。

(3) シリンダブロック 1番シリンダー脇
同じくエンジンスリンガーに共締め。

(4) パーセルトレー下の鉄板
ここは、フュエルポンプモジュレータのアースが落ちているところ。 テールランプのアースが落ちているバックパネルにも近い。

(5) フロアトンネル前部 (ヒーターユニット下)
シガレットライター、それに自分で取り付けたオーディオのアースが落ちているところ。

ワイヤには、(4)を除き全てオーディオ電源用8SQ線を使った。
熱から守るため、エンジン及びインマニ付近を通る部分にはコルゲートチューブを巻き、口元は自己融着テープで処理した。

走行してみると、特に高回転域でエンジンの吹けが軽くなった、ような気がする・・・。
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