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April 1, 2012
レカロSR3に替わるシートを物色


以前に装着していたレカロSR3。それはそれでとても良いシートだった。
しかし、ギアシフト操作時やハンドル操作時に肘が当たり、乗り降りのたびに太ももは当たり、と、不必要なまでに大きく張り出したサイドサポートが次第に邪魔くさく感じられるようになってきた。

S15シルビアの純正シートに決定

そこそこローポジションでサイドサポートも必要最小限という条件を満たすシートはないかと探してみると、S15の純正フロントシートに行き着いた。社外品より安価で、S13やS14に乗る人には、そのまま付くとあって人気のようだが、これを我がR30にも導入してみることにした。


運転席・助手席のセットで購入。10年落ちとのことだが、思いのほか良好な状態。
裏面を見てみると、レールの形状やフロアとの取り付け構造は左右非対称。
ここからが思案のしどころ。

なお、写真に映っているのは助手席。このページでは助手席を例にして一連の過程を紹介するが、運転席側も基本的に同じ。

分解・加工


ボルト2本で止まっていた左側レールを丸ごと取り外す。このボルト穴2ヶ所はそのまま生かすことにする。
右側はノッチ穴の開いているサヤ状の部分だけ取り外す。スライドさせてはカットを繰り返して取り外した。


シート裏面の左右端に現れた平面部。これらの高低差を測ると約12mm。シートを車両へ装着する向きに起こすと右側が12mm高くなることになる。


右側平面部は、純正レールを構成する一部品であるだけでなく、バックレストのヒンジ位置を決める強度部材でもある。これを生かす。一旦取り外し、レカロSR3と組み合わせて使っていたブリッドのシートレールと結合させるためのステーを製作して溶接した。


ブリッドレールにも若干の加工を施す。


シート側、レール側それぞれの加工が完了して仮組みしてみる。ブリッドレールとの締結部分。左から順に、右前、右後ろ。


同じく左から順に、左後ろ、左前。



完成


完成の図。
座ってみるとなかなか良い。さすがにSR3と比較すると座面の柔らかさは感じるが、程よい包まれ感と開放感がある。シート左側のプラスチックトリムも一切加工なしで済んだ。元のレカロSR3よりもむしろ座面位置は下がった模様。色合いも、20年ほどある室内との年式差を感じないほどしっくりきている。おまけにこのシート、きちんと測ったわけではないが、SR3よりも軽い。
早速運転してみた。サイドサポートも邪魔にならず、ハンドル操作や乗り降りの際に全く気にならなくなった。満足満足。
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