Top > 修理 & レストレーション > エンジンフードロックのガタ修理
エンジンフード、俗に言うボンネットの前端左右を支えるゴムバンパーがダメになったまま長い間乗り続けたせいか、フードをロックするストライカーとラッチが振動で両方とも磨耗し、クリアランスが大きくなって、走行中の振動で異音を発していた。


これが、ストライカの状態。
右の写真から、ラッチでロックされる部分が磨耗し、径が小さくなっているのが分かる。
ストライカは、フード補強部材の内側から溶接で取り付けられていて、単体で交換ができない。
そこで、この磨耗した分を、溶接で埋め、元の直径を取り戻そうというわけ。


サンダーで塗装を落とし、バッテリー溶接で、左右から慎重に肉盛り。 コの字形状の裏側へのアクセスは難しかった。
溶接後は、再びサンダーで形を整えるのだが、ここが大切。
削りすぎると元の木阿弥なので、ノギスで径を計りながら少しずつ慎重に削っていく。


サンダーで再び表面を平滑に整え、仕上げにPOR15で塗装して完成。
これでも、ラッチとのガタが若干残った。 ラッチ側のツメを見ると、それも磨耗して、開き気味になっていた。
ラッチは、さすがに溶接での修正は難しいので、後日新品に交換した。
Copyright© 2001 - 2003 古賀 知憲 Tomonori Koga
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