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10年は軽く経っているアイドラーアームブッシュ。
見ると、樹脂のフランジ部分が既にポロポロと欠落し、怪しそう。 アームを揺すってみると、わずかだがガタもある (元からそんなものなのかも?)。


外してみると、中の部分は軽いヒビ割れを起こしていた。
まだいけそうだったが、せっかくなので、交換する。


白いほうが、用意していた社外品。

これを組み付けて、気になった点が一つ。
ブッシュのフランジ部分がノーマル品より厚いため、ナットの下に入れるワッシャが本来接触すべきボルト段付面まで入って行かない。 つまり、ナットが一杯までトルクをかけて締め込めない、言い換えれば、ほぼナット内部に入れてあるナイロンだけで止まっていることになる。
ネジは、締め付け時トルクを掛けることで緩みを防ぐべきで、ナイロンだけに頼るのは危ない。 走行中にここが緩んだら一大事。
応急措置として、手持ちのナットをもう一つ入れ、ダブルナットにしておいた。 追加した薄いナットは、元々純正アジャスタブルショックのソレノイドを固定していたナット。 ネジ山が少なく不安なので、ここは別の手を考えるつもり。

ナット締め込み方法の是正
フロントをジャッキアップする機会があったので、前々から気になっていたナット締め付け方法を、正規の通りに直すことにした。

フランジの厚さは現物実測で4.8〜4.9mm。
これを削り込んで薄くし、先述のワッシャがボルト段付面に正しく着座するようにする。
全て組み込んだ時にワッシャ面とブッシュ平面部との間にごく僅かなクリアランスが出るまで、ベンチグラインダの砥石側面を使ってブッシュの平面部を削り込んでは実車へ組んで様子を見る作業を繰り返した。
フランジ厚さは実測で3.95〜4.00mmになった (加工後のブッシュ写真は撮り忘れた)。
加工の済んだブッシュにグリスを塗り、ワッシャを組み込み、元のナイロンナットをしっかりトルクを掛けて締め込んで作業終了。
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