Top > 修理 & レストレーション > リアアクスルベアリング、オイルシール交換
アクスルシャフトの分解には、インパクトレンチやスライディングハンマーが必要。
無しで済むなら済ませたかったが、やっぱりこれらが無いと先に進まないことが、やってみて良く分かった。
固いボルト・ナットを緩めるには、やはり衝撃力。


ドライブシャフトを外し、アクスルシャフトフランジの振れを測ってみる。
左が0.07mm、右は0.04mm、と正常。 ここが異常だと、高くつきそうだったので、一安心。


ドライブシャフト外側のカバーパッキンは、グリス漏れを起こしていたので、交換。
それにしも出てきたこのグリス、妙に流動性が高くて、怪しい。
減ってしまった分は、トヨタ純正のキャッスルMPグリスを入れて補充しておいたが、大丈夫だろうか。


アクスルシャフトを固定しているM20のナットは、インパクトレンチが無ければとても緩むものではなかった。
エアインパクトは、リアサスや駆動系などをバラす時の必需品、と、この機会に納得させられた。
右のアクスルシャフトは、スプライン側からハンマーで軽打すると、たまたま運良くすぐ抜けたが・・・。


左は、そうはコトが運ばなかった。
挙句の果てに、シャフト先端をハンマーで叩き過ぎて(ここは本来、叩いてはいけない)、ふと我に返ると、ネジ山が変形しナットが掛からなくなっているではないか。
慌ててM20ダイスを買いに走り、何とか修正して事無きを得た。
スライディングハンマーは、買わずに何とか済ませようと思っていたが、ムリだった。
買ったはいいが、この先、再び使うのはいつだろうか。


シャフトが抜けたサスアームから、古いベアリングを叩き出した。
グリスが何とも奇妙な黄色。 最初からこうなのか、古いからこうなのか。


シャフトのスプラインは、左右とも何故かナットに近いあたりに打痕と若干の変形が。
これは正常な範囲内なのか知らないが、それはそのままに、新品のベアリングをプレスで圧入し、新品のオイルシールの入ったサスアームへ組み付る。
シャフトとディスタンスピースには、たっぷりとグリスを塗り、ベアリングには詰め込んでおk。
グリスは、いつものトヨタ純正キャッスルMPグリス。 何にでもこのグリスを使っているが、2kg缶の底はそう簡単に見えてこない。
グリスには一生困ることはないだろう。


最後に、M20ナットを締め付ける。 それなりのトルクを掛けるので、フランジレンチをハブボルトに掛けて回り止めし、ナットを締めた。
最後に、シャフトの回転抵抗をハブボルト上でチェックして、おしまい。
何とも疲れる作業だった。 筋トレには良いかも。
Copyright© 2001 - 2003 古賀 知憲 Tomonori Koga
All rights reserved.